学校全体行事
これから、学校では(ハナミズキの巻)
春の風がそっと季節を運び、学校の周りの景色も少しずつ変化しています。満開の桜が葉桜となり、新たに咲き始めたのはハナミズキ。その鮮やかな花は、春から初夏への優雅な橋渡しとなり、陽の光を受けながら穏やかに揺れています。
← 校庭にある「ハナミズキ」
このハナミズキですが、実はアメリカが日本に贈ったものです。1912年、日本がアメリカに桜を贈った際、その返礼として届けられました。この桜の贈り物には、日米間の友情を深める願いが込められており、ワシントンD.C.のポトマック河畔には約3,000本の桜が植樹されました。その後、アメリカの旅行家エリザ・シドモアの提案も加わり、桜は国際的な友情の象徴として広がっていったのです。
中央の部分に花びらのように見える「総苞片(そうほうへん)」
こうして咲く花々は、ただ美しいだけではなく、人々の絆や歴史を映し出しています。新入生の皆さんも、新しい環境の中で戸惑うことがあるかもしれません。しかし、桜がハナミズキへと移り変わるように、日々の変化を楽しみながら、新しい出会いや挑戦を前向きに迎えてください。皆さんの未来も、きっと鮮やかに輝いていきます!!
おまけ
ハナミズキですが蓮田市の木です。また、花言葉は「返礼」や「永続性」です。