これから、学校では(ハクセキレイの巻)
14日(火)の今夜は1月最初の満月です。アメリカの農事暦では、「ウルフ ムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられたようです。
月の上に輝いているのが火星です。
最低気温が氷点下と寒さが厳しくなってきました。でもこの季節、私たちの周りには冬の楽しみがあります。そんな冬の風物詩の一つとして、「ハクセキレイ」についてお伝えします。
校舎周りを散策!?
「ハクセキレイ」とは?
「ハクセキレイ」は白と黒の美しい羽を持つ小鳥で、公園や川辺などでよく見かけますが、今回は校舎を軽快に歩き回っている姿を発見しました。
「ハクセキレイ」は、その愛らしい姿から多くの文学作品にも登場します。たとえば、俳句や詩の中でその名前を見かけることがあります。
「ハクセキレイ」は私たちの日常に身近にいる存在ですが、その美しさや自然の一部としての役割を再発見することは素晴らしい経験です。1月の寒い中でも、彼らの姿を見つけると心が温まります。この冬、ぜひハクセキレイをとおして、自然の魅力を再確認してはいかがでしょうか。
おまけ 日本に多い「ハクセキレイ」は、何十年か前までは北海道や東北だけで繁殖し、秋になると本州へやってくる鳥でした。今は一年中見られますが、長い尻尾を上下に振りながら歩く姿がとっても可愛いものです。なんと『日本書紀』には、あのイザナギ・イザナミの夫妻がセキレイの指導で夫婦和合し「国産み」できたとの記述があります。 スマートなボディと、地上生活するにも便利な長い脚。スズメなどに比べて、よく目立ちます。セキレイの仲間は、尾を上下に振りながら歩くのが特徴。立ち止まってあたりの様子をうかがうときも尾だけは振っています。しかし、なぜ振るのかはわかっていないそうです。
「セキレイ」という名は、中国での呼び名「鶺鴒」を音読みしたもので、「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味です。
・サントリーの愛鳥活動 HP
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4610.html