2024年7月の記事一覧
今、学校では 「ひまわりの巻」
7月18日(木)に気象庁は、関東地区の梅雨明けを発表しました。 平年より1日早い梅雨明けのようです。 今年は梅雨入りが遅かったため、梅雨の日数は27日間となり、平年と比べると短い梅雨でしたが、夏休みを前に明けることができました。
厳しい暑さを反映してか?高等部棟には、太陽に向かってひまわりが花を咲かせています。
元気なひまわり
けなげに咲く?ひまわりを見て、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの名演技とヘンリー・マンシーニの音楽、そして、スクリーン一面に広がるひまわり畑の光景が脳裏に焼き付いている映画『ひまわり』が思い出されました。物語は第二次世界大戦中の話です。ソ連(ロシア)戦線へと送られた夫の帰還を待つのですが終戦後も戻らず、夫を探すためにソ連(ロシア)へ向かうことに。やがて、広大なひまわり畑に辿り着くのですが、、、(ネタバレのため略)人生のいたずら?戦争による悲哀?とても感動的な作品です。
ひまわりと蝶
24日(土用の丑:うなぎパンです)
*24日(水)から長~い夏休みが始まります。元気に健康で一日一日を大切にお過ごしください。
おまけ:①ソ連(ロシア)は世界に先駆け、ひまわりの種から油を採って工業製品に。なお、映画のひまわり畑は、ウクライナで撮影されたそうです。また、ひまわり畑の下には、過去の戦争で亡くなった兵士たちが眠っているとのことです。50年以上も前のイタリア映画ですが、今の事象にも通じ様々なことを思う感慨深いものです。
②金子みすゞの詩に、とても空想的な詩の「向日葵(ひまわり)」があります。ひまわりをおてんとさまの黄金の車の輪とし、お日を慕うてまわりますと続いています。金子みすゞの深くそして、優しい世界観に浸ってみてはいかがでしょうか? *金子みすゞ記念館(https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/misuzu/)山口県長門市仙崎1308です。
今、学校では 「ムクゲの巻」
暑い夏には冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、昔から、「暑いときこそ熱い飲み物を」という言い伝えがあります。別段、我慢大会をしようというわけではないのですが、熱いお茶などを飲んだ方が、かえって涼しくなるというのです。
例えば熱い緑茶ですが、緑茶には身体を冷やす効能があり、厳しい暑さが続く今の時期にもってこいのようです。なお、緑茶の効能については、鎌倉時代の僧侶・明菴栄西(みょうあん えいさい)が『喫茶養生記』で「養生の仙薬」として「解暑」「解熱」などの効能が紹介されています。
ムクゲ全景
ムクゲの花
そんな思いを馳せたのも、バスターミナルの横に、控えめに咲く「ムクゲ」の花を見つけたためです。千利休の孫にあたる千宗旦(せんのそうたん)が「ムクゲ」を好み、花の品種に宗旦があるくらいです。また、わび茶の精神を極め、子供たちは、今に続く三千家を興したほどです(「熱男」あ~つおぉぉ~ !!)。
おまけ:公式なものではありませんが、お隣の国「大韓民国」では、「ムクゲ」を国花とされています。また、国歌「愛国歌」でも歌詞に「ムクゲ」が入っています。
今、学校では「幸せのシンボルの巻」
連日の暑さには閉口しますが、今、校庭の主役として「シロツメグサ」が白くて可愛い花を咲かせています。別名「クローバー」と呼ばれていますが、多年草で葉の数は基本3枚で、時々4枚のものがあります。これが、幸せの?「4つ葉のクローバー」です。江戸時代に「シロツメグサ」の乾燥したものをオランダからの輸入品に緩衝材として利用したところから「白詰草(シロツメグサ)」と呼ばれたようです。
校庭の「シロツメグサ」
ヨーロッパでは、そもそも「クローバー」そのものを、宗教的に神聖な植物としており、「三位一体」の教えを3枚の葉を用いて説いていたそうです。そこから3枚の葉は、Love(愛)、Hope(希望)、Faith(誠実)のシンボルとなり、それに珍しい4つ葉のクローバーのLuck(幸運)を加えて、幸せのシンボルとなったようです(蓮田に通う子供たちの幸せを祈って 七夕)。
おまけ:4つ葉のクローバーを見つける確率は、10,000分の1のようです。また、ガリガリ君の当たり棒を引く確率は、約25分の1(4%)です。アイス片手に足元をよ~く見ると見つかるかもしれません!!
〇つ葉のクローバー?