2025年1月の記事一覧

これから、学校では(気象変動?の巻)

    新しい年(令和7年)の1月も終わりに近づいています。今年の冬は例年に比べて温暖な気候が続いているようで最高気温が10度を超える日も増えています。驚いたことに、学校周辺ではタンポポやノゲシ、カタバミなどの春の花々が既に咲き始めています。こうした現象は、やはり気候変動の影響を反映していると言えるのでしょうか。

      ←「タンポポと蜂」←「ノゲシ」←「カタバミ」      

 最近の知見によれば、地球温暖化や気候変動の影響で極端な天候や異常気象の増加が報告されています。特にヨーロッパでは異常な暑さが続き、多くの国で気温記録が更新されました。また、アジアやアフリカでも洪水や干ばつが頻発し、農業や生活に大きな影響を与えています。そして、ロスアンゼルスの山火事も気象変動に関係しているようです。

  これらの変化等に対応するためには、持続可能なエネルギーの利用や環境保護活動が重要な鍵を握っているようです。ご家庭におかれましても、機会を得て実践できる具体的な行動について考えてみていただければ幸いです。

 これからも、私たちの学校が環境に優しい活動を積極的に進め、持続可能な未来を築いていけるよう、ご協力をお願い申し上げます。

おまけ 中央区京橋にある「警察博物館」の前の中央通りには、「十月桜(じゅうがつざくら)」が満開(1/25現在)でした。

    ポリスミュージアム www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

これから、学校では(ハクセキレイの巻)

 14日(火)の今夜は1月最初の満月です。アメリカの農事暦では、「ウルフ ムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられたようです。

  月の上に輝いているのが火星です。

 最低気温が氷点下と寒さが厳しくなってきました。でもこの季節、私たちの周りには冬の楽しみがあります。そんな冬の風物詩の一つとして、「ハクセキレイ」についてお伝えします。

   校舎周りを散策!?   

 「ハクセキレイ」とは?

  「ハクセキレイ」は白と黒の美しい羽を持つ小鳥で、公園や川辺などでよく見かけますが、今回は校舎を軽快に歩き回っている姿を発見しました。

  「ハクセキレイ」は、その愛らしい姿から多くの文学作品にも登場します。たとえば、俳句や詩の中でその名前を見かけることがあります。

  「ハクセキレイ」は私たちの日常に身近にいる存在ですが、その美しさや自然の一部としての役割を再発見することは素晴らしい経験です。1月の寒い中でも、彼らの姿を見つけると心が温まります。この冬、ぜひハクセキレイをとおして、自然の魅力を再確認してはいかがでしょうか。

 

おまけ   日本に多い「ハクセキレイ」は、何十年か前までは北海道や東北だけで繁殖し、秋になると本州へやってくる鳥でした。今は一年中見られますが、長い尻尾を上下に振りながら歩く姿がとっても可愛いものです。なんと『日本書紀』には、あのイザナギ・イザナミの夫妻がセキレイの指導で夫婦和合し「国産み」できたとの記述があります。 スマートなボディと、地上生活するにも便利な長い脚。スズメなどに比べて、よく目立ちます。セキレイの仲間は、尾を上下に振りながら歩くのが特徴。立ち止まってあたりの様子をうかがうときも尾だけは振っています。しかし、なぜ振るのかはわかっていないそうです。

 「セキレイ」という名は、中国での呼び名「鶺鴒」を音読みしたもので、「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味です。

 

・サントリーの愛鳥活動 HP  

  https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4610.html

これから、学校では(スイセンの巻)

 底冷えする寒さには閉口しますが、寒さにも負けずと咲く花があります、例えばスイセン。寒い季節に彩りを添えてくれます。

 このスイセンですが漢字では「水仙」と書きます。そして、この水仙は中国から来た言葉のようです。

「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙(である)」という中国の古典に由来しています。

 また、スイセンの仲間は約30種類あります。学名は「ナルキッソス」で、これはギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソス(Narcissus)に由来します。美少年だったナルキッソスは自分の美しさに見とれ、池の水面に映る自分の姿に恋をし、しばしば見とれていました。そんなナルキッソスを戒めようと、女神ネメシスは彼をスイセンに変えてしまいました。この話はナルシスト(ナルシシスト)の語源にもなっており、スイセンの花言葉は「自己愛」になっています。


   高等部棟の前庭に咲き始めました。 

 早春に咲くことで知られており、その純白の花弁と豊かな香りで多くの人々に愛されています。また、スイセンの花は再生や新しい始まりの象徴とされています。

 新しい始まりを予感するには、うってつけの花のようです。なお、心理学では「フレッシュスタート効果」と言います。

 

おまけ 太宰 治(だざい おさむ)の短編小説「富嶽百景(ふがくひゃっけい)」にスイセンが重要なシンボルとして登場します。作中の主人公は、スイセンの美しさに惹かれ、その姿に感銘を受けます。しかし、スイセンの美しさは同時に孤独や自己陶酔をも表しており、主人公自身の内面的な苦悩や孤独感と共鳴する部分があります。このように、スイセンは単なる花として描かれるのではなく、主人公の心の状態を映し出す鏡としての役割を果たしています。なお、太宰の出身地である青森県は、冬型の気圧配置が年末年始続いて、上空の強い寒気や気圧の谷の影響で大雪となり、平年よりかなり降雪量と最深積雪が多いようです。

これから、学校では(レモンの巻)

 冬休みが終わり、いよいよ授業が再開されます。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?このスタートは今年度のまとめとなる1月から3月までの3か月間を充実させる大切なものとなります(準備万端ですか?)。

   私事ですが、自宅のレモン(サイパンレモン)がこの冬休みにやっと色づきました。その鮮やかな黄色は、まるで新しい始まりを象徴しているかのようです。

 まん丸が特徴のレモンです。

 梶井基次郎(かじい もとじろう)の「檸檬(れもん)」や米津玄師(よねづ けんし)さんの「Lemon(れもん)」といったレモンに関係した作品には、明るさと希望が込められています。このレモンのように元気いっぱいにスタートを切り、レモンの爽やかな酸味が、皆さんの日々の生活に活力をもたらすことを願っています。また、米津玄師さんの「Lemon」の歌詞にもあるように、過去の経験を新たな光に変え、希望に満ちた未来へとつなげましょう。そして、梶井基次郎の「檸檬」のように、日常の中にある小さな喜びや美しさを見つけることができるようにしましょう。蓮田特別支援学校の皆さん一人一人が、この3か月間を通じて多くの学びと充実感を得られることを心から願っています。

  今年度の仕上げに向け、元気に、そして笑顔で共に過ごしましょう!

 

おまけ

クイズ ①原産地は?  インドのアッサム地方が原産とされる果物です。

    ②日本での歴史は?

            明治初期の1873年に静岡県の熱海に伝わりました。湯治のために日本を訪れていた外国人が、庭先にレ

           モンの種を蒔いて栽培していたのがはじまりだといわれています。

    ③国内生産地は? 

            広島県は、日本一の生産量を誇ります。広島県内で主な産地は、呉市、尾道市、大崎上島町です。広 

           島レモンの特徴は、防腐剤やワックスを使用していないため、料理やドリンクにも安心して使えます。

 参 考  

    ①ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株) https://www.pokkasapporo-fb.jp/lemon-museum/

    ②広島県公式ホームページ  https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kazyuyasaikaki/setoushihiroshimalemon.html

 

令和7年(2025年)新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年は「巳年」ということで、蛇が持つ柔軟性と知恵をお手本にしながら、皆さんも健康で新しいことに挑戦する一年にしましょう。

まず、健康は何よりも大切です。身体と心の健康を保ちましょう。健康な体があるからこそ、新しいことにも自信を持って挑戦できます。

次に、新しいことに挑戦をしましょう。挑戦は成長の源です。失敗を恐れず、自分の可能性を信じて、一歩一歩前進していきましょう。未知の世界に飛び込むことで、新しい発見や感動が待っています。

今年も皆さんと共に学び、成長し、充実した一年を過ごせることを楽しみにしています。初日の出の写真と共に、この新しい年の始まりを心からお祝いしましょう。                                                                                                                                                                                                                                                                                     幸手市天神島 1/1 7:00                                               

しんねん あけまして おめでとうございます。

あたらしいとしが はじまりました。ことしは 「みどし」ということで、へびがもつ じゅうなんせいと ちえを おてほんに しながら、みなさんも けんこうで あたらしいことに ちょうせんする いちねんにしましょう。

まず、けんこうは なによりも たいせつです。からだとこころの けんこうを たもちましょう。けんこうな からだが あるからこそ、あたらしいことにも じしんをもって ちょうせんできます。

つぎに、あたらしいことに ちょうせんを しましょう。ちょうせんは せいちょうの みなもとです。しっぱいを おそれず、じぶんの かのうせいを しんじて、いっぽいっぽ ぜんしん していきましょう。みちのせいかいに とびこむことで、あたらしい はっけんや かんどうが まっています。

ことしも みなさんと ともにまなび、せいちょうし、じゅうじつした いちねんをすごせることを たのしみにしています。はつひのでの しゃしんとともに、このあたらしい としのはじまりを こころから おいわいしましょう。