2025年3月の記事一覧
これから、学校では(春のおとずれの巻)
保護者の皆様、児童生徒の皆さんへ
春の暖かな陽ざしが感じられるこの頃、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。この一年間、多くの場面で温かいご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
本年度も、14日の高等部、19日の小中学部の卒業式が無事に執り行われました。それぞれの場で卒業生たちが輝かしい門出を迎えられたこと、教職員一同、大変うれしく思っております。一方で、在校生の皆さんは25日の修了式に向け、この一年間での成長や学びを振り返りつつ、次なる目標への準備を進めていることでしょう。
←中庭のモクレン
←3/20の権現堂の様子
この年度末、校庭や周辺の自然には春の訪れが間近に感じられる変化があります。桜や木蓮はそのつぼみをふくらませ、一斉に花開く準備をしています。この美しい景色は、皆さん一人一人の成長と未来の可能性を象徴しているようにも思えます。これから新しい学びや挑戦の道に進む皆さんが、それぞれの目標に向かって前向きに取り組む姿を期待しています。
←寒桜( 権現堂)河津桜→
新年度に向けて、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。これからも引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
これから、学校では(KEEP38の巻)
本校は、交通安全意識の向上を目指し、「KEEP38プロジェクト」に賛同する特別支援学校として参加しています。このプロジェクトの精神を日常の教育活動に取り入れ、児童生徒一人一人一人の可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。
「KEEP38プロジェクト」との出会いは、日頃お世話になっている関東自動車様のスクールバスから始まりました。リアウインドウに貼られたステッカーを目にしたことがきっかけで、運転手の方に詳しくお話を伺い、その理念の素晴らしさを実感しました。その後、埼玉県警察に問い合わせを行い、参加する運びとなりました。
←いつもお世話になっているスクールバス→
本校では、教職員が通勤の場面で道路交通法第38条を厳守し、模範となる行動を示すことに努めています。これにより、児童生徒や地域社会への安全意識の啓発を図っています。また、「KEEP38プロジェクト」のステッカーを掲示することで、プロジェクトの理念を広く発信し、交通安全の重要性を地域社会全体に呼びかけています。
←職員の車、松葉とともに
私たちは、このプロジェクトの精神を通じて、交通支援が必要な児童生徒たちが安心して日々を過ごせる環境を整えるとともに、児童生徒の潜在的な可能性を育む教育に尽力しています。「KEEP38プロジェクト」を基盤に、教育と交通安全の双方から地域社会への貢献を目指します。
おまけ
「KEEP38プロジェクト」とは、県内における横断歩行者が被害に遭う交通事故の撲滅を目指し、横断歩道における歩行者優先義務が規定された「道路交通法第38条」の交通ルールを正しく理解し、その遵守を表明して模範運転をすることにより、歩行者優先の機運を高め、安全運転の促進を図る取り組みです。
埼玉県警察ホームページ https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/keep38.html
これから、学校では(ひなまつりの巻)
春の訪れを感じるこの季節、3月3日のひな祭りがやってきました。ひな祭りは、古くから日本で親しまれている伝統行事です。歴史をたどると、平安時代の「ひいな」遊びと、人形に自分の厄を移して海や川へ流す「流しびな」の行事が結びついたもののようです。
←桃の花
←おひなさま
ひな祭りでは、人形が身代わりとなり、子供たちに災いが降りかからないようにと願い、人生の幸福が得られるようにと温かい気持ちを込めて人形を飾るようになりました。この伝統は、私たちの文化と心を大切にするものです。
←道明寺(どうみょうじ)
←ひなあられ
この日には、人形を飾り、伝統的な料理を楽しむことができます。ひな祭りは、日本の文化を学び、周囲の人々と過ごす素晴らしい機会です。今年のひな祭りも、皆さんが健康で幸せに過ごせることを心から願っています。
おまけ
❝あかりをつけましょ ぼんぼりに・・・❞の歌「うれしいひなまつり」はご存じですか?ひな祭りの季節に広く親しまれている童謡で、サトウハチローが作詞しています。歌詞はひな祭りの情景や楽しさを描いており、誰からも愛されています。この歌は、ひな祭りの伝統的な風景を鮮やかに描写し、親しい人々と過ごす楽しさを伝えています。サトウハチローの作品は、暖かく優しいメロディーと共に、世代を超えて愛され続けています。つい口ずさむこの歌から、日本の文化と伝統を感じることができます。そして、あの「ちいさいあきみつけた」の童謡も、サトウハチローの作詞です。